流れに身を任せて

世界は今まで完全だったし、これからも完全なのだ

砕く

朝起きたら丸い物体がくらい宇宙に細かく分裂されて拡散されていった。
それを俯瞰的に見ている自分がいた。
これは俺の願望なのだろう。
世界が細かく小さくなっていけばいいのにという。
そしてその残片はキラキラと輝いていた。
こうあるべきなのだ。
地球とはこうあるべきなのだ。
悲しみも憎しみも疲れも細かく小さくすればキラキラと輝くんだよ。
今度はそれをくっつける番だ。
くっつけてはちりばめく。
この繰り返しが頭の中で起こっている。
これを流動性と呼ぶ。
まっ平で平凡な日常にはほとほと嫌気がさしたんだ。
一回ぶっつぶれてしまえばいいんだ。
そしてまた再構成。それでくだらない毎日とはおさらばさ。
俺は半分怒り、半分けだるさを伴った鬼となって山奥にうずくまっている。
寝ては覚めの繰り返しでこの世の中に諦めを伴っている。
だからこの地球というものを恨んでいる。
どうしてこうも地球はくだらないのか。
それは俺が住んでいる日本に限られたことなのだろうか。
何しろ退屈なのだ。